Identification : この鳥は広く分布する小型のオオゴンチョウで、愛らしい外見が特徴です。腹部には縞模様があり、顔はカラフルで、額は鮮やかな赤、目の周りに黄色の斑点、喉は黄色で、目から後頭部にかけて黒い帯が入っています。胸には鮮やかな赤い帯も見られます。
メスはややくすんだ色合いで、胸の赤い帯はオスより小さく、黄色がかっています。幼鳥には赤い羽毛がなく、首には薄い縞模様が見られます。
スマトラ島、ヌサ・トゥンガラ、フィリピン中部の個体群は顔に赤と黒が目立ちます。
この鳥は姿を見るよりも鳴き声を聞くことが多く、「トン・トン・トン」と金属を打つような共鳴する声で知られています。
低地から丘陵地にかけての明るい林や森林の端、公園などに生息し、フィリピンやインドネシアでは高地でも見られることがあります。